どうも。よっしです。
今回はビジネス合宿で地獄を見たお話をしていこうと思います。
当時大学3年生の僕は同じ部活の先輩からビジネスに誘われてネットビジネスの塾に入りました。
そこではビジネスやアフィリエイトについて学べると思いました。
「よっしゃこれでお金を稼いで自由な人生を送れる!!」と意気込んでいました。
しかし、そのあと僕の希望は崩れることになります、、
実際の塾の内容は「ネットビジネスを学べる」という謳い文句で集客しているネットビジネスのマルチ商法を取り入れた仕組みも導入していたのです。
かろうじてコンテンツサイトのカリキュラムにアフィリエイトや転売の内容が載っている程度でした。
当時そのネットビジネス塾は若い大学生の間でも、かなり流行っていて僕の同じ大学の友人も何人も勧誘されて釣られて入っていました。
毎週土日で定期的にミーティングが開かれて、その勧誘の仕方とか売上増やすか
自分の上のリーダー陣が指揮を取る会議があるんですが合宿があるという話がありました。
そのセミナーは合宿で泊まり込みで「すごい内容を学べる」ということだったので、同じ部活の先輩も行くということで僕も合宿に行くことになりました。
その合宿の値段が2万円だったのですが、頑張ってバイトすれば合宿代金は稼げると思って、その合宿に参加することにしました。
その合宿は2000人規模で参加がする人が多いらしく、非常に多くの人が集まるんだなと思いました。
埼玉の奥地で行われるということで、僕も先輩と一緒にその埼玉の奥地に行きました。
ビジネス合宿のスケジュールは朝の10時から夜の10時まで10時間以上ずっと公演が続く過酷なスケジュールが組まれていました。
それでずっと公園が続くわけですね
その時間の管理の話とかマインドシェアの話とか色々あったわけですけど、正直やっぱりそのずっと聞いてると飽きてくるわけですよね
僕自身もその話はタメになるんだったんですけどさすがにクタクタになります。
夜10時が過ぎてやっと終わったと思ったらなんとその後にまた同じグループでミーティングがあったんですよね
その同じ合宿テーマどうやったらもっと売上に伸ばせるとか普段と同じような話があり深夜0時ぐらいになりました。
そのホテルのお風呂は12時ぐらいで閉まってしまうので、ミーティングが終わることにはもう深夜0時過ぎたのでも僕はもうお風呂も入ること
その後に部屋分けがあって「やっと寝れる」と思ったわけなんですけど、
その部屋の中で同じ部屋のメンバーがまたミーティングを始めては結局朝の5時過ぎまで付き合わされることになりました。
結局寝れたのは朝の6時ごろでした。次の日も朝7時半ごろには起きないといけないので、ほぼ眠れませんでした。
次の朝は朝8時頃からまたミーティングやセミナーが開催されるわけなんですけど、本当に昨日のセミナーとミーティングで疲労困憊でした。
それでミーティングが始まるわけなんですけど、まさか前日のマインドばかりの話とは違ってそのセミナー主催者の苦労話が始まりました
「みんなのためにもっとお金を稼いで貢献したい」とか社会貢献の話とかその姉が心臓病で亡くなるという話について述べました
これでみんなが号泣をしていました
正直僕もは昨日の疲れからか会場の人々が泣いているのもあって感動してしまい涙が出てしまいました。
ただ「セミナーの後に次のビジネスはこれだ。この塾に入れば億万長者になれる」みたいな売り込みがあって,その時にハッと目覚めました
これは正直洗脳に近いものだと思って、次の日ニュースが真横の分からないその投資案件の話だったんですが
僕は正直今これはもう勧誘したくないなと思いました。
セミナーが終わった後にまた勧誘があったのですが僕は全て断りました。
これ以上ここにいたら洗脳されると思ったからです。さらにお金も取られて大変なことになると本能で思いました。
精神的な疲れと肉体的に疲れのせいか僕はそのセミナーの後に熱が出て何日も寝込んでしまいました。
その後に僕はそのネットビジネスを辞めることにしました。
自分のリーダーみたいな人たちにもかなり反対されましたが、押し切って退会をしました。
後から聞いた話そのネットビジネスの塾は潰れたそうです
塾関係で10万円ほど失いましたが、ネットビジネスの勧誘は「こんなに危ないんだな」と実感することができました
ただそれと同時に「人を教育して洗脳すること」でこんなにたくさんの人を集めて商品を販売できるということを学びました。
後から聞いた話では、ビジネス合宿で疲れさせて次の日に感動的なスピーチをするというのは宗教や勧誘系のセミナーでは鉄板のパターンだそうです。
帝王学で有効な手段らしく、ドイツのヒトラーも同じような形で疲れさせているところで感動や報酬「飴」を与えて洗脳をしていたそうです。
こうやって人間の心理学を巧みに使っているスピーカーはある意味すごいと思いました。
やはり怪しいビジネスの話はたくさんあるので、この記事を読んでいる方は気をつけていただければと思います。